光と闇、そして、天使と悪魔
こんにちは!癒しの風foomiのふうみです 本日も、琵琶湖そばの温泉(宮ヶ浜の湯)に行って来て極楽気分を味わって参りました。
さて、今日は、「光と闇」「天使と悪魔」のお話を。
「彼氏が闇に堕ちて人の話を聞かなくなったので別れました」「彼のことすごく好きだったけど、悪魔みたいになったから、電話もブロックしたし、もう二度と会わない!!」「懇意にしていた友人がダークサイドに堕ちたので縁を切りました!」とかいうお話を、時々耳にします。
実際にどうかはわかりません。しかし、「相手が闇になった」「ダークサイドに堕ちた」と言われていますが、本当にどうしようもなくなってるんでしょうか? 救いようがないほどひどいことになってるんでしょうか? さて、どうなんでしょうね?…というお話です。
そもそも。相手が闇に堕ちたからってすぐ別れるって、それ、本当に相手を大切にしてたのかな? 変になったから「即切った」って、それって、本当の友人だったのかな?? …と私は思うんです。人間としてですよ。
基本的なことを言います。
光100%闇0%、天使100%悪魔0%なんて人はいません。光しかないように見える人にも闇があるのが当たり前です。天使のようにみえる人でも悪魔の部分が出て来る時もあるのが当然です。割合・程度の差はあるでしょうが、人間みなそうです。
この世に肉体を持って存在している私たちは、宇宙的な大きな視点から観たら、似たり寄ったりなんでございますよ。多分すね毛とワキ毛くらいの違いくらいしかないでしょう。←どういう例えだ。
人間ですから、光が大部分の人でも、一時的に闇の部分が強く出る時があります。
一例ですが、光が強かった人で闇が強くなっているように見える時は、
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・自分の中の闇を解放しているタイミングが来て、毒を吐き出している時(=浄化のタイミングの時)
・何かの出来事や人物がトリガーになってインナーチャイルドが暴れている時。
・とても体調が悪い時。(か、病気を患っている時。意外に多い。)
・身近にとても調子の悪い人がいる時。(特に大切な家族や恋人など)
・個人的に大きな問題を抱えている時(夫婦喧嘩をしたとか、フラれたとか、仕事をクビになったとか)
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です。
本質的に光が強く進化・成長を望んでいる人は、一時的に闇に引きずられていても、しばらくして、悪かった体調が元に戻ったり、問題が解決したり、新しい恋人が見つかったりすると(笑)元に戻られます。
どんな人でも体調の悪い時はあり、心の調子が悪い時があります。そんな時には魔がやってきやすくなるので、周囲からしたら「なんかヘンになった」「ダークサイドに堕ちた」とか言われることになるんでしょうけどね。
まぁ何が言いたいかというと、一時的な相手の状態で、相手の全てがそうだと決めつけて一喜一憂しないほうがよろしいのでは、ということです。
大切な相手なら、あなた自身が本当の相手をきちんと見ていたらいいです。ことの経過を見守って見届けたらいいのです(一時的な表面部分だけ見て大騒ぎしない。全が必要な過程です。)。
そこをする気にならないのであれば、その人は、あなたにとって大切な人でも友人でも恋人でもなく、ただの知り合いなので、ほおっておいたらよろしいでしょう。
どんなに天使的な人でも悪魔ちゃんっぽい時もあります。私の尊敬する素晴らしい先生方・覚者と呼ばれる方々でも「あれ? 今日はえらい毒を吐いてるな」「○○先生、今ちょっとおかしくなってるね~ 奥さんとケンカした?」とかいうこと、よくあります。ずっとそれじゃ困りますけれども。私も時々「ブラックふうみ」が出て来る時、ありますよ(笑)。
基本的にエネルギーは、その瞬間その時に、高い方から低い方に流れて行くので、例えば、元気いっぱいのAさんが、すごく体調が悪い恋人といると、恋人からエネルギーが吸われているように感じることもあるでしょう(ヒーリングでも同じで、エネルギーは流すものではなくて、自然と受け手が「吸う」もの)。それをハタから見た友人は「Aさんは恋人にエネルギーを吸われてる。その恋人はエネルギーバンバイヤだから別れなさい」とか言うかもしれません。…が、どうするかはAさんが選択すればいいのです。Aさんが相手の本質をとても愛していて、今は助けようと思うのならエネルギーはどんどんあげたらいいと思いますし、一緒にいるのはきついと感じるなら別れたらいいでしょう。
ここで、20:80の法則を紹介しましょう。(長居和尚さんのセミナー、書籍から引用させていただきました。ありがとうございます!)
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20:80の法則(地球固有の法則)
地球は分類すると4グループに分かれる。
3% ゴールド(地球の宝)
17% 薬(役に立つ)
60% 小麦粉(熱を入れないと使えない。一般大衆)
20% 毒
ゴールドと薬が全体の20%で進化組で、80%は停滞グループ。
人の一日、人の一生、組織の構成(学校・会社・仲間全て)、人格、人の運命
以上は、全てこの4つの割合で構成されている(上記は全てその割合)。
どんな優れた人でも下の20%のダメな時があり、ダメ人間でも上位20%の冴えた時間を過ごしている。
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だから、別に一時的に闇に落ちていたとしても大騒ぎするようなことではないですね。
余談ですが、聖者イエスキリストは、実は怒りんぼうでわがままな面もあり、大暴れしたという記述が複数ありますし、(ヨハネ福音書「縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし、その台を倒した」とか、大暴れ伝説がいろいろ)実際そうだった感じがします(笑)。さらに、うちのオットは聖ヤコブ(キリストの弟子)の分け御霊で、普段はとても温和ですが、怒り出すと雷様のようであります 鞭を振り回して家を破壊しているキリストだけを見たら、闇から来た暴力男かと思っちゃいますよね
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最後に、セカオワの『天使と悪魔』を。鋭いこと言ってマス。
SEKAI NO OWARI /天使と悪魔
大切なのは、人間関係においては、相手の本質的な部分を見つつ、自分がこれからその人とどうしたいか、なのを感じることでしょう。
光も闇も、天使も悪魔も、この世に必要があって存在しています。神に存在を許されているのです。
人間ひとりをとってみても、いろんな面があり、いろんな見え方があるのも当然で(人によって、その人が光に見えたり闇に見えたりも違う)、でも、「自分が正しい!あの人は闇だ!」という視点は、それこそ分離に基づいた固定されたとらえ方ですよね。
光も闇も天使も悪魔も、全てを包括しているからこその人間。
排除するのではなく、自分の内も見つめつつ、人間生活を愉しみましょう。
それでは、また。
今日も宇宙に愛と感謝を。
ありがとうございます。
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